祖母は昭和45年2月8日に亡くなっている。
葬儀は50年前の本日に行われた。
雪が積もっている中、ここでは女性は足袋はだしとなっていた。
靴を履かずに旅で雪道を歩くことになる。
祖父はそのようなことはしなくてもよいといったが、嫁の立場としてはそれもできなかったのであろう。
嫁が最初に足袋のまま雪道を歩くと叔母たちもそれに倣って歩いた。
このころはまだ土葬であり、お墓の近くで葬儀が行われます。
靴を履いていた私でさえ寒さが大変だったのであるのでそのつらさは大変なものであっただろう。
祖母には幼い時から大変お世話になっております。孫は多くいたのにもかかわらず私にはよくしてくれた。ありがたいことです。
この祖母の葬儀の時に私の縁談についての話があった。祖母がそういった機会を与えてくれたのかもしれません。この年に結婚しましたので今年で50年。
もう一人の祖母はこの年の4月8日に亡くなっています。祖母どおしは姉妹です。
仲が良かったのでしょうね。
孫が休みの時に母親の実家に行くたびに思い出します。決して忘れてはならないでしょう。決して当然ではありません。感謝の気持ちを忘れずに。