私は子供のころ母親の実家に行っていた。
叔父たちが休みになると迎えに来てくれた。
子どものころは汽車が走っていた。
トンネルが近づくと窓を下ろす。煙が入ってくるからである。
従兄弟も一緒である。いとこも併せて子供が5人。
近くには伊吹山がある。
近くには川がある。小さな川。その川の水を利用していけすがあった。
そのいけすには鯉がいた。この鯉は私達にふるまわれた。ごちそうである。
鶏が飼われていた。このニワトリえのエサは私達がした。
卵が順番にいただけるからである。
いとこたちと色んな所に行った。
近くの小高い丘に不思議な石があった。おもかるいし。
この石は願いことを言い、それが可能であれば持ち上げることができた。
あることをいって持ち上がっても逆のことを言うと持ち上がらない。
なにであったか今でもわからない。
この石は全国色んな所にあるらしい。石であるから自分の意思が関係しているのかもしれない。
祖父母たちが孫の面倒を見てくれたのは両親の負担を軽くするためであったのだろう。
今の私にはとてもできなかったことである。
このおもかるいしについては本日の総持寺行の時に浮かんできた。
何かあったのかな。これも不思議な事である。
本日はいとこの命日である。