編集手帳

今年の3月26日より読売新聞の朝刊の編集手帳を書き写しております。

本日より4冊目。

460文字の範囲でコラムニストが書かれています。

あえて筆を使っております。

この年になって写経をはじめ筆で字を書くことが多くなりました。

これはある後輩への思いからでもあります。

この後輩は仮名文字で便りをくれます。

書道部に属しておりましたので、字の達者な人が多くいます。

年賀状のあて名書きくらいしか筆を使っておりませんでした。

恩師への思いもあります。小学4年の時から10数年お世話になりました。

恩師の書かれた句

 

おほいなる人が書かれし仮名文字はとどこほりなし筆太にして

 

編集手帳を書いていると思い出す人があります。

職場の同僚。

彼は改まって字を書く時には原稿用紙のマス目を作ります。

丁寧な字を書きます。性格なのでしょうね。

私にはそれができません。

その彼も孫が誕生した年の7月に旅立っております。

もうすぐ命日です。

年月の経つのは早いものです。