真面目とは

夏目漱石虞美人草を読み終えました。

作品を読んでみようと思ったのは、クイズに出そうとの思いから。

目的がありますから長く続いております。

今更との思いもありますが、高校の同級生から、あんたは努力をしなかったとの言葉を投げかけられました。

そういえばなるがままの思いでずっと過ごしてきました。

野心も何も持ちません。それでももうすぐ77歳。

それでもいい。

私の高校の校訓が、「まじめに、強く、上品に」。

恩師も悄然と言った言葉を使われていました。この言葉も作品の中に。

まじめにさえ過ごして居れば何も恐れることはありません。

会計検査院による監査も何度か受けましたが誤りがあれば糺すればよいとの思いでした。

うわべだけの真面目ではいけないでしょうが。

裏の裏をも考えていたとは。

周りのことを大切に重きを置いていたこともよかったのでしょう。

しかし、長い人生も残ってもおりませんし。家族にも自分にも重きを置いていきます。

恩師は来年9月に50回忌。

なんでお前かと言われそうです。

もう一人の恩師はその翌年。心清らかな人でした。

ちなみに私の雅号は「清心」。いろんな思いがあります。