古城

私の初めての赴任先、上司が踊りのできる人でありました。

お酒の席でこの歌を歌うように言われました。

伴奏は三味線。歌はわたくし。上司は踊り。

上司はお酒が好きな方で食事はあまりされません。

その時私はお酒を飲めるほどではありませんでした。

今から考えると食べるほうからお酒が好きになりましたので、よく飲めたのでしょうね。既に一生分飲み干しているようです。

今では気が向いたときにわずかの量をいただいております。

ぐい飲みに焼酎。多くはいただけません。

ある店に入った時に、二升五合の字が。升升半升と読むそうです。

お店がますます繁盛しますように。

 

歌:三橋美智也

作詞:髙橋掬太郎

作曲:細川 潤一

発売:2005-10-11 19:26:23

松風騒ぐ 丘の上
古城よ独り 何偲ぶ
栄華の夢を 胸に追い
ああ 仰げば佗し 天守

崩れしままの 石垣に
哀れを誘う 病葉(わくらば)や
矢弾(やだま)のあとの ここかしこ
ああ 往古(むかし)を語る 大手門

甍(いらか)は青く 苔むして
古城よ独り 何偲ぶ
たたずみおれば 身にしみて
ああ 空行く雁の 声悲し