邸宅の近くには大楠がそびえていた。
楠のみを踏みながら坂を上って行った。
邸宅は見晴らしの良いところにあった。小高い丘というのか、朝陽が差し込むようなところであった。
私の通っていた小学校にもおられたが卒業生ではなかった。
好きな俳優さんのおひとりである。
すぐに浮かんでくる歌がある。
七人の孫の主題歌。人生賛歌。
何処かで微笑む人もありょ どこかで泣いてる人もある
あの屋根の下 あの窓のへや いろんな人が生きている
どんなに時代が移ろうと どんなに世界が変わろうと
人の心は変わらない 悲しみに喜びに 今日みんなあも生きている
だけどだけどこれだけは言える人生とはいいものだいいものだ
ああああああああああああ人生とはいいもののだ
この歌のほかに森繁久彌さんの歌は船頭小唄が好きである。
森繁節で歌うのは楽しいものです。
人の道を踏み誤らないようにいきたいものである。