思い出す事など

今、夏目漱石の全集を読んでいる。

2日前に、28満韓ところどころを読み終えたばかりである。

オリンピックが行われている関係もあり一気に読み終えることができていない。

表題の思い出す事などは日記風に書かれており、これも明暗と同じように小さく書かれているので読みやすい。

この題名であれっと思ったことがあります。

来年50回忌を迎える恩師が「思い出すことども」と表して書かれている。

細かく日記をつけておられた。

この日記をもとに本が出されている。

漱石の書が出されたのが明治44年4月13日であるから、これをもとにされていたのであろう。

私の在校時も日記が書かれていたであろうと思うとみてみたい気持ちがある。

高校2年の夏休み後に退職されている。

この恩師の心意気が私には決して忘れられない。

おもねらない心。自分自身を信じたい。

恩師の命日も来月初め。来年はお参りできるでしょう。

先輩諸氏の訃報を報告させていただきます。

もう知っている、お前はまだ来んのかの声も。